受験生時代に私もTACの講座を受講していましたが、テキスト、講師、講座内容、どれも質が高く分かりやすかったです。特に、2次試験対策は、内容と質が充実しているのでオススメです。
教室授業を希望するならTACの一択です。他にも、Web通信やDVD講座など幅広く講座が用意されています。
TACの講座に興味のある方に、無料で資料請求や体験講座の受講が可能。試験の概要や勉強の進め方を把握するのにも役立ちます。
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中小企業診断士の1次試験「経済学・経済政策」は、グラフや数式が多く難しいと感じる方が多い科目です。
経済学を学んだことのない人にとっては、「そもそも何を言っているのかさっぱりわからない」という状態からスタートすることも珍しくありません。
私もそうでした。理論のイメージが掴めず、最初は過去問を解いても得点が伸びませんでした。
しかし、グラフを自分の手で書くということを意識してから理解が大きく進み、受験1年目に科目合格(74点)を達成することができました。
この記事では、経済学・経済政策の試験内容・難易度から、私が実践した効率的な勉強法、おすすめテキスト・過去問まで詳しく解説します。
平均合格率:18.6%(直近8年)
2次試験との関連:無関連
マクロ経済学、ミクロ経済学の内容が出題されます。証券アナリスト試験や公認会計士試験の経済学と比べると難易度は低くなります。中小企業診断士試験では計算問題は少なく(微分の公式が出るくらい)。グラフを見て解く問題が多く出題されるのも特徴です。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 試験時間 | 60分 |
| 配点 | 100点満点 |
| 問題数 | 25問ほど |
| 試験日 | 1日目 1科目目 |
試験時間は60分、問題数が25問ほどなので、1問当たり約2分半ほどで解く必要があります。問題数が少ないので1問当たりの配点が高く、ケアレスミスや簡単な問題の取りこぼしが命取りです。
出題範囲は大きく分け、以下の3分野です。
以下は、令和6年度の1次試験案内に記載されている、試験範囲です。

過去7年間の経済学・経済政策の科目合格率は、平均約20%ほどと他の科目と比べると取りやすい科目です。
ただし、令和4年度は10.5%と低く、以降も10%台前半が続いており難しくなっているため油断は禁物です。

結論からいうと、経済学・経済政策は「取り組み方次第で十分に得点できる科目」です。
難しく感じる主な理由は以下の3つです。
ただし、出てくるグラフのパターンは限られており、一度理解してしまえばそれほど難しくありません。計算問題も少なく(微分の公式が出る程度)、グラフを読んで解く問題が中心です。
証券アナリストや公認会計士試験の経済学と比べると、難易度は明らかに低い設定になっています。
「経済学は苦手」と感じている方も、正しい勉強法で取り組めば科目合格は十分狙えます。
必要な勉強時間は、人によりますが100時間ほどと言われています。2次試験とは関連がないので、あまり時間をかけすぎず効率良い勉強がおすすめです。
「経済学・経済政策」は、2次試験と無関連です。
2年計画で合格を目指す方は、「経済学・経済政策」は暗記科目かつ2次試験無関連なので1年目で合格を目指すのが良いと思います。
私が実践していた効率的な勉強法を紹介したいと思います。予備校を受講する方も、大まかな勉強のスケジュールは予備校の講義に従いますが、普段の勉強(特にアウトプット)は独学の場合と変わりません。
「経済学・経済政策」の特徴は、グラフの読み取り問題が多い点です。
私も経済学の知識はもともと無く、理論の理解に苦労しました。理論をイメージとして覚えるために、グラフをノートにひたすら書きました。
自分の手を動かし作図することで、文字だけを読むよりイメージが頭に残り、知識が定着しやすかったです。また、数式も基本グラフとセットで覚えると、数式の意味を理解しやすいです。
グラフとセットで数式の意味を理解すると、単純に公式を暗記するより覚えやすいです。
演習問題(TACスピード問題集など)は、時間に余裕がなければ過去問優先が良いと思います。私は過去問しかやらなかったです。
最初は、普段触れない経済学の理論が頭に入らず、過去問を解いても得点が上がりませんでした。グラフをノートに書くようになってから、イメージとして覚えることができ得点がアップしていきました。
結果、1次試験を初めて受けた年に科目合格することができました。
過去問は、この科目において最も重要なアウトプット教材です。
過去問には、「論点別」か「年度別」でまとめられているものが出版されています。
どちらを選んでも問題ありませんが、最低5年分を3周することを目標にしてください。
また、中小企業診断協会の公式ホームページから過去問(問題のみ)を無料でダウンロードできます。タブレットに10年分ダウンロードしておけば、外出先でもスキマ時間に演習できます。
過去問を解いても得点が伸びない場合は、「インプット不足」ではなく「グラフのイメージが定着していない」ことが原因であるケースがほとんどです。テキストを読み直すより先に、該当する論点のグラフをノートに書き直すことを試してみてください。
「経済学・経済政策」の頻出論点を以下の記事でまとめています。
ただし、ここで紹介している内容はあくまで用語レベル、これだけ覚えても問題は解けません。過去問学習が必須の科目で、より深い論点の知識定着が求められます。
「経済学・経済政策」を独学で勉強する方に、おすすめのテキストと過去問題集を紹介したいと思います。
TAC出版のスピードテキスト、通称「スピテキ」。多くの書店で扱われている人気の参考書です。
科目別になっており体系的に学ぶことができます。論点毎に過去の試験の出題傾向も分析されていて、メリハリを付けた学習ができます。
過去問題集は、「論点別」と「年度別」にまとまっているもの2種類があります。好みで選べば良いと思います。
ちなみに、過去問は中小企業診断協会のホームページからもダウンロードが可能です(問題だけ、解説はなし)。実際の試験問題用紙に書き込んで解きたいという方は、問題をダウンロード印刷し繰り返し利用が可能です。
私は、タブレットに10年分くらいダウンロードして持ち歩き、外に出たときにいつでも問題が解けるようにしていました。
過去10年分の過去問が各科目で論点別に掲載されています。問題毎に出題頻度が記載されているので、苦手な論点や頻出論点を集中して効率よく解くことが可能です。
こちらはTAC出版の過去問。過去5年分が年度別に掲載されます。TACでデータリサーチによる正当率が記載されています。
「経済学・経済政策」は理論とグラフの理解が鍵になるため、講義動画でイメージを掴むことが独学より有利に働きます。ここでは、中小企業診断士の学習スタイル別におすすめの講座を3つ紹介します。
形式:教室講座・Web通信・DVD/運営:TAC株式会社
中小企業診断士の予備校として最大手。受験生時代に実際に通っていましたが、テキストの質が高く長年の実績と豊富なデータに基づいた教材が強みです。スピードテキスト・スピード問題集との連動性が高く、独学と並行して利用もしやすいです。
講師の解説も分かりやすかったです。
経済学・経済政策の科目別受講も可能で、教室通学を希望する場合はTACの一択と言っても過言ではありません。教室授業のほかにWeb通信やDVD講座も選べるため、働きながら受験する方でもスケジュールに合わせて受講できます。
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形式:Web通信/運営:KIYOラーニング株式会社
スマートフォンやタブレットで完結するオンライン通信講座。移動時間や隙間時間を使って学習できるため、働きながら受験する方に人気があります。
費用がTACなどの大手予備校と比べて大幅に安く、コスパに優れているのが特徴。
経済学・経済政策の科目別受講可能で、映像講義・テキスト・問題集・模試がアプリひとつで完結するため、教材の持ち運びが不要な点も魅力です。
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形式:Web通信/運営:株式会社アガルート
内容と費用のバランスがよいのが「アガルート」です。
オンライン通信講座のみですが、経済学・経済政策の科目別受講が可能で、テキストも紙とデジタル両方ついてきて、デジタルのテキスト上にマーカーを引くこともでき、使い勝手が良いのが特徴です。
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予備校・通信講座を選ぶ際は、以下の観点で比較するとよいでしょう。
選び方のポイント
| 学習スタイル | 教室で受けたい?スマホで隙間時間に?自宅でじっくり? |
|---|---|
| 費用 | 全科目か科目別か。独学テキスト+苦手科目だけ受講という組み合わせも有効 |
| 無料体験・資料請求 | 各社とも無料で体験できる。実際に講義の雰囲気を確かめてから決めるのがおすすめ |
独学で進めている方も、経済学・経済政策1科目だけ通信講座を活用するという使い方は費用対効果が高くおすすめです。苦手論点を講師の解説で整理するだけで、過去問の得点が一気に安定することがあります。
| 予備校・通信講座 | 科目別講座の費用(経済学) |
|---|---|
| TAC | 費用:40,000円ほど |
| アガルート | 費用:21,780円 |
| スタディング | 費用:14,300円 |
経済学・経済政策を「苦手科目」として集中的に克服したい場合は、スタディングやアガルートが費用を抑えやすくおすすめです。
詳しい比較は、以下記事でまとめています

できます。
私自身、経済学をほとんど学んだことがない状態から1年目で科目合格(74点)しました。グラフ作図を中心とした勉強法で、知識ゼロからでも十分に得点できます。
過去問に絞った学習が効果的です。
テキストを全部読むより、頻出論点の過去問を繰り返す方が得点に直結します。
グラフ問題(配点の大部分)を確実に取ることが最優先です。
パターンが限られているため、主要なグラフ(IS-LM、需要・供給曲線、フィリップス曲線など)を手書きで繰り返し練習してください。
1年目での科目合格を強くおすすめします。
2次試験と無関連のため、2年目は2次対策に集中した方が合格に近づきます。
経済学・経済政策は基本暗記科目なので独学でも十分合格が可能です。
ただし、何から始めればよいかわからない方や、勉強のリズムをつかみにくいという方は、予備校の講座を受講するのも選択肢の一つです。
科目別の講座もあり、経済学・経済政策のみ受講することも可能なので検討してみてください。
中小企業診断士試験の「経済学・経済政策」は、グラフや理論に慣れないうちは難しく感じますが、出題パターンは限られており、正しい勉強法で着実に得点できる科目です。
この記事のポイント
「さっぱりわからない」と感じていた状態から脱出するきっかけは、自分の手を動かしてグラフを書くことでした。ぜひ試してみてください。
中小企業診断士試験の合格率や科目別の特徴については、別記事で詳しくまとめています。あわせてご覧ください。

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