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【中小企業診断士 企業経営理論】企業の社会的責任(CSR)に関する頻出用語

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【中小企業診断士 企業経営理論】企業の社会的責任(CSR)とは

中小企業診断士試験の一次試験(企業経営理論)によく出る、企業の社会的責任(CSR)に関する用語をまとめてみました。(ここに記載した内容以外にも、出題論点はあるので参考までに。)

中小企業診断士 一次試験

出題頻度はさほど高くないです。

ただ、CSRやIRなど公開している企業も多く、実企業に興味を持ち生の情報を見ると、勉強している内容が企業経営に活かされていることが分かり実感を得やすいと思います。

中小企業診断士 二次試験

事例Ⅰで、組織面の課題が問われますが、対象が中小企業なので、CSRやIRの話が出てくることはないと思います。

CSRやIRは、どちらかというと大企業向けの話になります。中小企業の場合は、「地域密着」「地域振興」といったワードが関連してきます。

目次

CSR(社会的責任)

企業による社会貢献活動や寄付のこと

CSRは、社会貢献や寄付などの色合いが強く、その活動を通じて自社イメージの向上をはかるもので、事業との相関性は低いと言われている。

近年、大企業の政治的、文化的、社会的な役割がクローズアップされるようになり、企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility)が問われるようになってきている。また、CSR活動は企業価値の向上にも繋がるため重要な戦略として位置付けられる。

フィランソロピー活動

個人や企業による寄付や社会貢献活動、慈善活動のこと

メセナ活動

文化・芸能分野への支援活動のこと

国内企業の活動事例

日本国内においては、CSR活動よりもCSV活動の方が浸透していると言われている。

CSV活動とは、マイケル・ポーターが提唱したもので、企業により社会的な課題を解決することで、企業の競争力向上、持続的な成長へとつなげていく差別化戦略である。

日本国内のCSR/CSV活動事例:

企業活動例
ブリジストン東南アジア諸国などの子供たちに、交通安全指導の実施。
キャノントナーカートリッジの回収とリサイクル活動。
小松製作所カンボジアでの地雷除去作業への支援活動。

また、日本企業のフィランソロピー活動の例として、企業フィランソロピー大賞の受賞例が以下の通りとなっています。

年度受賞企業/活動例
2019年度第一勧業信用組合
農業や名産品など持続的な地方活性の活動

北良株式会社
災害時の医療・療養環境の支援体制の構築
2018年度UBSグループ
多様な子どもたちの自立支援
2017年度アサヒグループホールディングス株式会社
児童養護施設への訪問、子供たちが参加できるイベントの企画など
2016年度りそなホールディングス
子供向け金融経済教室を全国で開催
2015年度株式会社リクルートホールディングス
若者向け就職支援プログラム
2014年度日本ウェストン株式会社
障害者の積極的雇用

海外企業の活動事例

CSRやフィランソロピー活動は海外の方が盛んで規模も大きいものが多くあります。

Google:

Google のグローバル インパクト アワードでは、人類が抱えるさまざまな難題をテクノロジーや革新性で解決しようとする組織を支援します。Google では、優れたアイデアを試すプロジェクトと不可能をものともしないすばらしいチームを抱え、機知に富み、起業家精神にあふれた組織をさがしています。そして、今回の第 1 回目のアワードでは、清潔な水の量を監視するセンサーや、野生生物の密猟を防止するための DNA バーコードなど、世界の難題に取り組む 7 つの組織に 2,300 万ドルを提供します。 https://www.google.com/intl/ja/giving/impact-awards.html

サムスン:

アカデミー賞の会場にいた超有名俳優・女優が10名以上によるセルフィーのツィートに対するリツイート回数に応じ、1リツイートに対し1ドルを慈善事業へ寄付。合計で300万ドルが寄付された。

ディスクロージャー(情報開示)

企業内部情報を外部に開示すること

インベスター・リレーションズ(IR)

投資家向け広報のこと

企業の財務や経営戦略などの情報を開示し企業の価値を正しく理解してもらい、株主に公正な評価を得る活動。

上場企業の場合は、中小企業診断士試験の財務・会計でも学ぶ、経営指標やBS・PLの情報が企業ホームページで公開されています。実際の企業の経営指標を見てみると、指標の意味合いや業界毎の数値を実感することができるので、見てみると良いと思います。

まとめ|企業経営理論 企業の社会的責任(CSR)

中小企業診断士 企業経営理論に頻出の、企業の社会的責任(CSR)に関する重要用語をまとめました。

ここでまとめた内容以外にも、出題される用語や論点はたくさんあるので、過去問を繰り返し解き応用力を養う必要があります。

また、企業経営理論の内容は2次試験の事例問題でも関連する用語や知識が必要になります。直接用語の意味を問われる問題は出題されませんが、企業経営理論の知識を前提として、事例企業の診断・助言をする必要があるため、用語の意味を人に説明できるレベルが求められます。

企業経営理論の効率的な勉強方法については別記事で解説しているので、こちらも参考にしてください。

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