[企業経営]企業経営理論に頻出の◯◯分析

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[企業経営]企業経営理論に頻出の◯◯分析

中小企業診断士試験の企業経営理論によく出る◯◯分析をまとめてみました。

目次

SWOT分析

  • 企業が置かれる環境と自社の能力のマッチングを分析する
強み
Strength
弱み
Weakness
機会
Opportunity
脅威
Threat

VRIO分析

  • 企業の競争優位性を経営資源から分析する手法

以下の4つの観点から分析する。

Value: 資源の価値
Rarity: 資源の希少性
Inimitability: 資源の模倣困難性
Organizations: 組織力

PPM(ProductPortfolioManagement)

  • 複数の事業を展開する場合の、資源配分を決定する際の分析モデル

PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネージメント)とは、ボストン・コンサルティング・グループに提唱された戦略策定ツールで、以下の4つの事象に各事業をあてはめ分析を行う。

プロダクトポートフォリオマネージメント

相対的市場占有率=自社シェア÷自社以外で最大の競争相手シェア

PPMのよく問われる論点

  • 横軸が市場占有率である点
  • 企業の経営・財務資源のみしか考えておらず、人的・情報資源が考慮されない
  • 各事業間のシナジーが考慮されない
  • 新規事業への展開には向かない
  • 負け犬に区分けされた事業のモチベーションが低下する
  • 金のなる木への投資が考慮されなく、その衰退を早める恐れがある
問題児 ・投資先 or 撤退
・資金流出が多く流入が少ないため、キャッシュフローはマイナス
・投資により相対的市場占有率を高め、花形を目指す。ただし、全ての問題児が花形に移行するわけではない。
花形 ・投資先
・資金流入も流出も多くキャッシュフローの源ではない
・成熟期になると「金のなる木」に移行するので、継続的な投資を行い相対的市場占有率を維持する必要がある
金のなる木 ・花形、問題児、研究開発への投資元
・資金流入が多く流出が少なく、キャッシュフローの源
負け犬 ・撤退
・資金流入も流出も少ない

ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)
アメリカに本社を置く経営コンサルティング会社。世界48か国に拠点を置き、世界上位500企業のうち3分の2がBCGのクライアントと言われている。
平均年収は1,500万円を超え上位役職では年収数億円とも言われる。
イスラエル国首相のベンヤミン・ネタニヤフ、駐日アメリカ大使のウィリアム・F・ハガディもBCGの出身。

マーケティング環境分析

企業の外部環境と内部環境に対するSWOT分析を行う。

外部環境分析

  • マクロ的・ミクロ的な外部環境の事象に対し、機会と脅威を分析する

機会:新規事業や既存事業の拡大などの要因となる事象

脅威:既存事業に対し脅威となる事象

マクロ的事象 ・経済的環境
・人口動態的環境
・社会文化的環境
・技術的環境
・政治、法律的環境
・自然環境
ミクロ的事象 ・消費者
・競争企業
・利害関係
・産業状況

内部環境分析

  • 企業内部の経営資源の強みと弱みに対する分析

分析の観点

  • 人的資源
  • 財務資源
  • 物的資源
  • その他(ノウハウ、社風、ブランド力、知的財産権など)
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