![[企業経営]企業経営理論に頻出の◯◯モデルまとめ](https://chushoshindanshi.com/wp-content/uploads/2019/05/7E12F1F8-6F24-468D-9D43-2CF94B5DDC9C-300x183.jpeg)
中小企業診断士試験の企業経営理論によく出る、◯◯モデルをまとめました。
目次
ポーターの5フォースモデル
- 5つの競争要因から収益性を分析するモデル
内的要因:
- 供給業者の交渉力
- 買い手の交渉力
- 既存業者間の敵対関係
外的要因:
- 新規参入業者
- 代替品
エーベルの3次元枠組
- ドメインを顧客層(ターゲット)、顧客機能(ニーズ)、技術(ニーズを満たす手段)で定義するモデル
ドメインを定義するフレームワークとして、1980年にデレク・エーベルが提唱したモデル。ドメインを定義する軸として、以下の3つの軸を用いる。
- 顧客層(誰に):ターゲット
- 顧客機能(何を):ニーズ
- 技術(どのように):ニーズを満たす手段

購買行動モデル
消費者が商品を認知してから購入するまでの購買行動のモデル。
AIDAモデル
- 人的販売による購買行動モデル
セールスマンや販売員などの対人コミュニケーションによる人的販売に対し、消費者がとる心理的プロセスを以下のようにモデル化したもの。
- Attention:注目
- Interest:興味
- Desire:欲求
- Action:行為
AIDMAモデル
- 広告などのプロモーションに対する購買行動モデル
消費者の広告を見てから購買までの時間的な間隔として、Memoryを追加したモデル。
- Attention:注目
- Interest:興味
- Desire:欲求
- Memory:記憶
- Action:行為
AISASモデル
- 消費者の情報探索や情報共有を考慮した購買行動モデル
- Attention:注目
- Interest:興味
- Search:探索
- Action:行為
- Share:共有
消費者購買行動分析モデル
消費者が商品購入の意思決定をするまでをモデル化したもの。
S-Rモデル
- 消費者がマーケティングの刺激(Stimulus)に対し、どのような反応(Response)を示すかを見るモデル
刺激と反応の間の消費者のプロセスはブラックボックス。
S-O-Rモデル
- 消費者の刺激(Stimulus)、生体(Organization)、反応(Response)を見るモデル
S-Rモデルでは考慮されなかった、消費者の心理的なプロセス(知覚、購買意図など)を考慮したモデル。
情報処理モデル
- 消費者が能動的に情報収集をするという前提のモデル
反対に、S-Rモデルでは、消費者は受動的であるという前提のモデル。
精緻化見込みモデル
- 消費者の購買行動は、感情や感覚に左右され必ずしも論理的ではないというモデル
- 論理的な判断をする:中心的ルート
- 感情的な判断をする:周辺的ルート
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