【運営管理】VE(バリューエンジニアリング)の要点まとめ

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中小企業診断士試験の一次試験(運営管理)によく出る、VEに関する用語をまとめてみました。(ここに記載した内容以外にも、出題論点はあるので参考までに。)

中小企業診断士 一次試験

過去に毎年、出題されていた頻出論点です。

中小企業診断士 二次試験

各用語が直接問われることはないです。

ただし、このへんの用語を理解した前提で事例問題が問われます。ので、一次試験でしっかり知識を貯えておく必要があります。

目次

VE(バリューエンジニアリング)とは

VE(バリューエンジニアリング)は、製品やサービスの価値を機能とコストの関係により、システム化された手順でその価値の向上を図る手法

GEの技術者ローレンス・D・マイルズにより開発された手法と言われている。塗装作業時の床材の難燃材として用いるアスベストが材料難であったため、その代替え品を開発した手法が広くバリューエンジニアリングと呼ばれるようになった。

また、戦時中により少ない材料や代替品、少ない工程で同等の機能を有する製品を開発する際にも同様の考え方が用いられている。

VEの基本原則

VEを活用するためには以下の5つの基本原則が必要となる。

  1. 使用者優先
  2. 機能本位
  3. 想像による変更
  4. チーム・デザイン
  5. 価値向上

VEにおける価値の考え方

VEにおける価値は、機能とコストに着目し以下のように考える。

[mathjax]

$$価値=\frac{機能}{コスト}$$

機能コスト
機能が一定の場合コストを減らすことで、価値が向上
機能が拡大した場合コストを一定に保つか減らすことで、価値が向上
機能がより拡大した場合ある程度のコスト増でも、価値は向上

※コストを機能以上に下げ、価値を向上するという考え方はしない。

VEの対象とする価値は、使用価値と貴重価値の2つとなる。

使用価値製品やサービスの持つ機能による価値
貴重価値製品やサービスを所有することで得られる満足度

また、VEにおけるコストとは、製品の開発、製造、利用、廃棄までのライフサイクルコストとなる。

VEにおける機能の種類

VEで対象とする主な機能は、使用機能の中の二次機能となる。

機能内容
使用機能製品を使用するために必要な機能
貴重機能見栄えをよくするためのもの
基本機能
(一次機能)
これを除くと存在価値がなくなる機能
(ペンなら字が書ける)
二次機能基本機能のための補助的な機能
(ペンなら使いやすさ)
必要機能使用者が必要とする機能
不必要機能使用者が必要としない機能

VEの手順

VEの実施手順として、以下の3つの基本ステップと10の詳細ステップ、各段階に応じたVE質問がある。

基本ステップ詳細ステップVE質問
1.機能定義1.VE対象の情報収集それは何か?
2.機能の定義その働きは何か?
3.機能の整理
2.機能評価4.機能別コスト分析そのコストはいくらか?
5.機能の評価その価値はどうか?
6.対象分野の選定
3.代替案作成7.アイディア発想同じ働きをするものはあるか?
8.概略評価そのコストはいくらか?
必要な機能を満たすか
9.具体化
10.詳細評価
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