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中小企業診断士試験の1次試験(財務会計)に頻出の、株価・企業価値の算出とその指標値をまとめてみました。(ここに記載した内容以外にも、出題論点はあるので参考までに。)
毎年、数問出題される頻出論点です。
各指標値は計算問題として出題されるので、式と意味は暗記が必須です。過去問や問題集をを繰り返し解き、知識の定着と応用力を高めるようにしましょう。
事例Ⅳで、財務会計の課題が扱われます。
企業価値の算出やWACCの算出は頻出です。計算式の暗記はもちろん、値のもつ意味まで理解する必要があります。
企業価値 = 株式価値 + 負債価値
株価の算出式 | 内容 |
---|---|
株式価値(ゼロ成長) | $$V_E=\frac{D}{r_E}$$ V:株価 D:配当金 r:期待収益率 |
株式価値(定率成長) | $$V_E=\frac{D}{r_E-g}$$ g:成長率 |
期待収益率 | $$r=\frac{D_1}{V_0}+\frac{V_1-V_0}{V_0}$$ → 配当利回り + 値上がり率 |
負債価値 | $$V_D=\frac{I}{r_D}$$ V:負債価値 I:負債利子額 r:負債利子率 |
株価に関する指標 | 算出式 |
---|---|
1株当たり配当金(DPS) | $$\frac{配当金総額}{発行済株式総数}$$ |
配当利回り | $$\frac{1株当たり配当金}{株価}\qquad\times100$$ |
配当性向 | $$\frac{配当金総額}{当期純利益}\times100$$ |
1株当たり当期純利益(EPS) | $$\frac{当期純利益}{発行済株式総数}$$ |
株価収益率(PER) | $$\frac{株価}{1株当たり当期純利益}$$ |
1株当たり純資産額(BPS) | $$\frac{純資産額(簿価)}{発行済株式総数}$$ |
株価純資産倍率(PBR) | $$\frac{株価}{1株当たり純資産額(簿価)}$$ |
$$債券価格=\frac{クーポン}{1+r}+\frac{クーポン}{(1+r)^2}+・・\\+\frac{クーポン+償還価格}{(1+r)^n}$$
債券価格 = クーポン × 年金現価係数 + 償還価格 × 複利現価係数
$$企業価値=\frac{FCF_1}{1+r}+\frac{FCF_2}{(1+r)^2}+・・$$
営業CFと投資CFの合計額で、本業で獲得した営業CFから投資等の投資CFを差し引いたもので、企業が自由に使える資金を指す。
FCF = 税引後営業利益 + 減価償却費 – 運転資金増加額 – 投資額
調達資本の自己資本(株主資本)と他人資本(負債)において、自己資本コスト(株主の期待収益率)と他人資本コスト(負債コスト)を加重平均したもの。
$$\frac{自己資本}{自己資本+他人資本}\times自己資本コスト+\\ \frac{他人資本}{自己資本+他人資本}\times他人資本コスト\times(1-税率)$$
資本価値には時価を用いる。
企業の資金調達構造は、調達元が企業外か企業内かで分けられる。
外部金融 | 企業間信用 | - | 他人資本 |
間接金融 | 短期借入 | 他人資本 | |
長期借入 | 他人資本 | ||
直接金融 | 社債発行 | 他人資本 | |
株式発行 | 自己資本 | ||
内部金融 | - | 利益留保 | 自己資本 |
予測期間が1〜N年目で、N+1年目以降はN年のFCFが継続する場合。
$$継続価値=\frac{予測期間以降のFCF}{WACC}$$
予測期間以降はFCFの成長率が一定の場合。
$$継続価値=\frac{予測期間の翌年FCF}{WACC-成長率}$$
企業価値 = 予測期間FCFの現在価値 + 継続価値の現在価値
株式価値の算出方法にはコストアプローチ、インカムアプローチ、マーケットアプローチの3種類がある。
種類 | 内容 |
---|---|
コストアプローチ | 過去実績を基準 |
インカムアプローチ | 将来の収益性を基準 |
マーケットアプローチ | 類似の他企業の株価を基準 |
それぞれの株式価値の算出方法。
過去の実績を基準にしたアプローチ
将来の収益性を基準としたアプローチ
将来の配当金を株主資本コストで現在価値に割り引いた値を株主価値とする方法。
類似の他企業の株価を基準としたアプローチ
負債による資本構造の変化は、企業価値に影響を与える。
企業価値は資本構成に依存しない
節税効果の現在価値分だけ企業価値が上がる
節税効果 = 負債 × 負債コスト × 税率
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