中小企業診断士の試験勉強・本番に必須の道具を徹底解説

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これから中小企業診断士を目指す方に、試験勉強と試験の本番に必要な道具を紹介したいと思います。

道具を揃えると、勉強のやる気が出るのは私だけでしょうか。。仕事や勉強は形からはいる方なので、環境や道具を揃えるとモチベーションが上がります。

勉強に飽きた際は、シャーペンやノート1つ変えるだけで、気持ちがフレッシュになるのでモチベーションアップになると思います。

目次

中小企業診断士の参考書(テキスト)

まずは中小企業診断士試験の参考書がないと勉強が始まりません。

予備校やWeb講座を申し込んでいる方は、そこで購入する参考書があればまずは問題ありません。いくつも参考書があっても、手が回らないので1教科1冊あればまずは問題ありません。

独学するという方にオススメの参考書をいくつか紹介したいと思いますが、必ず試験年度の最新版の参考書を購入しましょう。フリマサイトなどで中古で安く売られていますが、毎年試験の傾向は変わり、法改正もあるためケチらずに最新版を購入しましょう。

【1次試験】参考書(テキスト)

1次試験は、「参考書(テキスト) ⇒ 問題集 ⇒ 過去問」の反復学習が必要です。参考書を読んだだけでは、問題を解くのは厳しく、独特の言い回しや深掘りした問いが多く、問題集と過去問を繰り返し解き知識を定着させる必要があります。

中小企業診断士 スピードテキスト(TAC出版)

TAC出版のスピードテキスト、通称「スピテキ」。科目別になっており体系的に学ぶことができます。

多くの書店で扱われている人気の参考書です。論点毎に過去の試験の出題傾向も分析されています。

中小企業診断士 スピード問題集(TAC出版)

TAC出版のスピード問題集、通称「スピ問」。こちらも科目別の問題集。スピテキとセットで購入する人が多く、こちらも多くの書店で扱われる人気の問題集です。

個人的には、勉強時間が取れない場合は 過去問 を優先しましょう。スピ問に限らず予備校等の出版社が出す問題集は基礎的な問題が多く、問題文の長さや言い回しが本試験問題とは異なります。問題集だけでは本試験問題は解けません

苦手科目など強化したい科目を優先して解くのが効率が良いかと思います。ちなみに私は購入しましたが、ほとんど手を付けられなかったです。

過去問題集

中小企業診断士試験において過去問は非常に重要です。出題傾向や問題文の雰囲気を把握する上でも、過去5年分は繰り返し解く必要があります(私は3回転以上解きました)。

中小企業診断協会のホームページから、過去問を無料でダウンロードすることは可能です。ただし、解答解説はありません。1次試験は問題・解答・配点のみの公開となります。

以下、オススメの過去問題集を2つ紹介します。両方買う必要は無いです、高いし重いので。自分の好みに合わせて選べばOKです。

「過去問完全マスター」

過去10年分の過去問が各科目で論点別に掲載されています。問題毎に出題頻度が記載されているので、苦手な論点や頻出論点を集中して効率よく解くことが可能です。

「最速合格のための第1次試験過去問題集(TAC出版)」

こちらはTAC出版の過去問。過去5年分が年度別に掲載されます。TACでデータリサーチによる正当率が記載されています。

【2次試験】参考書(テキスト)

2次試験は基本的に過去問中心の学習になります。知識的には全て1次試験の知識で解ける問題です。重要なのは、出題者の意図に沿った解答を制限時間内に記述することです。出題意図を外すと点はもらえません。

過去問題集で出題意図やどういった論点を解答に盛り込む必要があるかなどを身に付けましょう。

過去問は、中小企業診断協会のホームページからダウンロード可能ですが、2次試験は問題文のみで解答・配点は公開されません。

第2次試験過去問題集(TAC出版)」

TAC出版の過去問題集。TACの強みは、受験生の数と合格者数が多く実績が豊富な点です。そのノウハウを活かした2次試験の分析や事例問題の解釈や解答作成のポイントを学ぶことができます。

「ふぞろいな合格答案」

2次試験受験者の再現答案をもとに分析された合格答案集です。実際の合格者の再現答案が掲載されており、どういった解答、記載内容をすると合格するのかを知ることができます。

筆記用具

勉強でタブレットやPCを活用する方もいるようです。タブレット内で問題や参考書を取り込み、タブレット上で文字を書き込みデータで参照することが可能です。

個人的には、ペンノートを強くおすすめします。

なぜなら、本番の試験が手書きの筆記試験のためです。普段からペンで字を書いていないと、綺麗な字で早く書くことが難しく、漢字もすぐに出てこないです。

私は仕事でパソコンしか使わないので、勉強初期はビックリするほど漢字が書けず、手もすぐ疲れてしまいました。特に2次試験は、1日で原稿用紙10枚近くの文字量を書くので、勉強段階から訓練しておく必要があります。

時間と文字数に制限があるため、綺麗な文字(特に漢字)を書くスピードは試験の点数にも響きます。

ペン

試験勉強と本番の試験でも活躍する、個人的にオススメのペンを紹介します。

鉛筆

1次試験のマークシートは、シャーペンよりも鉛筆がオススメ。細いシャーペンでマークシートを塗り潰すのは、無駄に時間が掛かるので鉛筆の方が素早く塗りつぶせます。

筆圧にもよりますがHBかB位が良いと思います。あまり濃いとマークシートを擦ると滲みます。

シャーペン

2次筆記試験に必須なのがシャーペン。試験勉強も含めとにかくたくさん字を書きます。手に馴染んだ使い慣れたシャーペンが良いかと思います。

個人的オススメはトンボの「モノグラフ ファイン」。定番消ゴム「MONO」を搭載したノック式シャープペンシル「モノグラフ」シリーズのハイクラスモデル。製図用のペンのように先が尖っていて文字を書きやすく芯が折れにくく、グリップ感が良いです。持つ部分が金属なのですがグリップ感は良く、ゴム性のベタつきがありません。

ハイクラスモデルでもお手頃価格なのが嬉しいです。文房具屋ではいつも売り切れ状態でした。

モノグラフ搭載の消ゴムは、解答用紙の小さいマスの字を消すのに最適ですが、たくさん消すときは普通の消ゴムを使いましょう。

消えるペン・マーカー

参考書やノート作成時に使うのと、2次筆記試験ではマーカー等の色ペンも持ち込み可能です。重要な箇所への色づけに使うこともできます。

ノート

ノートは、重要論点をまとめるのに使用します。頭の中を整理し知識を定着させるのに活躍します。また、試験直前に見るように作成することも多く、ネットで検索すると過去の合格者のまとめノートがたくさん出てきます。

ノートは何でもよいですが、方眼ノートがあると2次試験の勉強にも活用できオススメです。

過去問用の解答用紙

過去問演習時の解答用紙は、購入した参考書に付属していることが多いので、それをコピーして使用することもできます。

また、予備校の公式サイトから過去問演習用の解答用紙をダウンロードし使用することができます。

  • LEC(1次試験と2次試験)

電卓

2次試験の事例Ⅳ(財務会計)で必須なのが電卓です。正式に持ち込みも許可されています。(細かいチェックはありませんがサイズや機能で制限があります)

1次試験は手計算ですが(手計算できるように問題が作られている)、2次試験は電卓がないと計算不可です。

電卓選びのポイントは、大きさと桁数と機能です。あまり小さい電卓だと、打ち間違いをしてしまったり表示桁数が少なく計算できないないこともあります。

  • 適度に大きい電卓(制限内で)
  • 桁数は12桁以上のもの
  • GTとメモリ機能があるもの
  • 「00」ボタンがあると便利

オススメは「カシオ 本格実務電卓 ジャストタイプ 12桁 JS-20WKA-BK-N」。キーが打ちやすく、計算状態を表示する機能もあり王道の電卓です。

お値段は電卓としては高いですが、勉強のモチベーションアップに購入しました。黒がカッコ良くいまでも愛用しています。

また、余裕があれば、故障に備えて2台持ちをオススメします。電卓は機械なので故障します。私は、通勤電車の社内で押され液晶が割れました。。壊れると新しいのを購入するまで勉強ができなくなるのと、使い慣れた電卓と同じ物が手に入らない恐れもあります。

機種によってボタンの配置や印字が異なるので、以外と使い慣れるのに時間が掛かるので要注意です。

ノートPC・タブレット

ノートPC・タブレットはWeb講座を受講する場合は必要になります。DVD講座の場合はドライブが必要になります。

私は、Web講座を受講していたので、講座受講用と1次試験の過去問表示用にタブレット使用していました。外出先で勉強する際に、過去問題集はだいぶ重いのでタブレットに過去問をダウンロードして持ち歩いていました。

なお、普段の勉強はテキストとノートに手書きで行っていました。特に、2次筆記試験は手書きなので文字を書く訓練のためにも手書き推奨です。

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