[経済]重要な経済指標まとめ

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GDP(国内総生産)

国内で一定期間内に生産された付加価値の合計額

GDP(国内総生産)は、日本国内領土での活動が対象となる。

GDP

GDP
生産面GDP(付加価値)=生産額-中間投入額
分配面GDP=雇用者報酬+営業余剰・混合所得+固定資本減耗+間接税-補助金
支出面GDP=民間・政府最終支出+総固定資本形成+在庫品増加+輸出-輸入

NDP(国内純生産)

GDP – 固定資本減耗

GNI(GNP)

国民が一定期間内に受け取った所得の合計額

国民(日本人)による活動が対象となる。GNP(国民総生産)はGNI(国民総所得)という名称に変わっている。

GNP
GNI(GNP)GNP=GDP+海外からの所得受取-海外への所得支払
NNP(国民純正産)NNP=GNP-固定資本減耗市場価格表示の国民所得
(間接税-補助金)を含む
(間接税-補助金)を除いたものを要素価格表示の国民所得という

物価指数

ある物価の、基準と比較時点の物価の変化を比率で表したもの

  • ラスパイレス式:基準点の数量をウェイトとする
  • パーシェ式:比較時点の数量をウェイトとする
物価指数内容
消費者物価指数(CPI)消費者が購入する物やサービス(600品目ほど)の価格を対象
天候に左右される生鮮食品を除いたものを「コアCPI」と呼ぶ
ラスパイレス式で算出する
企業物価指数(CGPI)企業間で取引される物やサービスを対象
ラスパイレス式で算出する

GDPデフレータ

  • 名目GDPから実質GDPを算出するための物価指数

$$ GDPデフレータ=\frac{名目GDP}{実質GDP}\times100$$
GDPデフレータには、パーシェ式を用いている。

経済成長率

  • 前期と比べGDPがどれだけ増減したかを示す指標

$$経済成長率=\frac{今期GDP-前期GDP}{前期GDP}\times100$$

インフレーション

  • 物価の継続的な上昇
  • 需要の超過、貨幣量の増加によって生じる
  • 同じ金額で買えるものの数が減少 → 貨幣価値の下落

所得分配:
債権者から債務者に所得再分配が生じる。

・債務者が1,000円借りる
→1,000円でAを購入
・インフレによる物価の上昇
→Aの価格が2,000円になる
・債務者が債権者に1,000円を返す
→債務者が得をすると

フィッシャー方程式

実質利子率 = 名目利子率 – 期待インフレ率

期待インフレ率:物価上昇率

 

デフレーション

  • 物価の継続的な下落
  • 供給の超過によって生じる
  • 同じ金額で買えるものの数が増加 → 貨幣価値の上昇

所得分配:
債務者から債権者に所得再分配が生じる。

 

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