[運営管理]頻出論点!VE(バリューエンジニアリング)の要点まとめ

VEとは

重要度

★★★

  • VEとは、バリューエンジニアリングといい、製品やサービスの価値を機能とコストの関係によりシステム化された手順でその価値の向上を図る手法

GEの技術者ローレンス・D・マイルズにより開発された手法と言われている。
塗装作業時の床材の難燃材として用いるアスベストが材料難であったため、その代替え品を開発した手法が広くバリューエンジニアリングと呼ばれるようになった。

また、戦時中により少ない材料や代替品、少ない工程で同等の機能を有する製品を開発する際にも同様の考え方が用いられている。

VEの基本原則

VEを活用するためには以下の5つの基本原則が必要となる。

  1. 使用者優先
  2. 機能本位
  3. 想像による変更
  4. チーム・デザイン
  5. 価値向上

VEにおける価値の考え方

VEにおける価値は、機能とコストに着目し以下のように考える。
$$価値=\frac{機能}{コスト}$$
VEの対象とする価値は、使用価値と貴重価値の2つとなる。
使用価値:製品やサービスの持つ機能による価値
貴重価値:製品やサービスを所有することで得られる満足度

機能と価値を以下のように考えることで、価値の向上が図られる。

機能 コスト
機能:→
コスト:↓
一定 ダウン
機能:↑
コスト:→
拡大 一定
機能:↑
コスト:↑
より拡大 上昇
機能:↑
コスト:↓
拡大 ダウン

機能とコストが共に上昇することはない。

VEにおけるコストの考え方

  • 製品の開発、製造、利用、廃棄までのライフサイクルコスト

VEの手順

機能定義 ・VE対象の情報収集
→それは何か
・機能の定義
・機能の整理
→その働きは何か
機能評価 ・機能別コスト分析
→コストはいくらか
・機能の評価
・対象分野の選定
→価値はどうか
代替案作成 ・アイデア発想
→同じ働きをするものはないか
・概略評価
・具体化
・詳細評価
→そのコストはいくらか
→必要な機能を満たすか