[財務会計]株価の算出とその指標値

企業価値の算出

  • 企業価値 = 株式価値 + 負債価値

株価に算出

株式価値
(ゼロ成長)
$$V_E=\frac{D}{r_E}$$
V:株価
D:配当金
r:期待収益率
株式価値
(定率成長)
$$V_E=\frac{D}{r_E-g}$$
g:成長率
期待収益率 $$r=\frac{D_1}{V_0}+\frac{V_1-V_0}{V_0}$$
配当利回り + 値上がり
負債価値 $$V_D=\frac{I}{r_D}$$
V:負債価値
I:負債利子額
r:負債利子率

株価を評価する指標

1株当たり配当金(DPS) $$\frac{配当金総額}{発行済株式総数}$$
配当利回り $$\frac{1株当たり配当金}{株価}\qquad\times100$$
配当性向 $$\frac{配当金総額}{当期純利益}\times100$$
1株当たり当期純利益(EPS) $$\frac{当期純利益}{発行済株式総数}$$
株価収益率(PER) $$\frac{株価}{1株当たり当期純利益}$$
1株当たり純資産額(BPS) $$\frac{純資産額(簿価)}{発行済株式総数}$$
株価純資産倍率(PBR) $$\frac{株価}{1株当たり純資産額(簿価)}$$

債券価格の算出

$$債券価格=\frac{クーポン}{1+r}+\frac{クーポン}{(1+r)^2}+・・\\+\frac{クーポン+償還価格}{(1+r)^n}$$
債券価格=クーポン × 年金現価係数 + 償還価格 × 複利現価係数

暗記カード

赤字を隠す」を押すとページ内の赤字が消えます。暗記する際の助けにしてみて下さい。

 

DCF法による企業価値の算出

$$企業価値=\frac{FCF_1}{1+r}+\frac{FCF_2}{(1+r)^2}+・・$$
FCF:フリーキッシュフロー
r:加重平均資本コスト

フリーキッシュフロー

FCF
= 税引後営業利益 + 減価償却費 – 運転資金増加額 – 投資額

加重平均資本コスト(WACC)

$$\frac{自己資本}{自己資本+他人資本}\times自己資本コスト+\\ \frac{他人資本}{自己資本+他人資本}\times他人資本コスト\times(1-税率)$$
資本価値には時価を用いる。

継続価値

予測期間が1〜N年目で、N+1年目以降はN年のFCFが継続する場合。
$$継続価値=\frac{予測期間以降のFCF}{WACC}$$


予測期間以降はFCFの成長率が一定の場合。
$$継続価値=\frac{予測期間の翌年FCF}{WACC-成長率}$$


企業価値 =
予測期間FCFの現在価値
+ 継続価値の現在価値

株式価値の算出

株式価値の算出方法にはコストアプローチ、インカムアプローチ、マーケットアプローチの3種類がある。

コストアプローチ 過去実績を基準
インカムアプローチ 将来の収益性を基準
マーケットアプローチ 類似の他企業の株価を基準

それぞれの株式価値の算出方法。

コストアプローチ
純資産額法 総資産(簿価) – 総負債(簿価)
修正簿価法 総資産(時価) – 総負債(簿価)
インカムアプローチ
収益還元法 当期純利益 ÷ 資本還元率
マーケットアプローチ
発行済株式総数 × 時価(任意日の市場価格)

 

MM理論

  • 法人税が存在しない市場では、企業価値は資本構成に依存しない
  • 法人税を考慮した場合、節税効果の現在価値分だけ企業価値が上がる